目線の方向と呼吸のタイミング

クロールや背泳ぎで水を掻いたり、網棚に荷物を乗せたり下ろしたり、ソファに座ったまま後ろの本棚の本を取ったりするのに腕を大きく回したり、高く上げたり、後ろに伸ばしたりしますが、腹筋が抜けている状態でその動作を腕や肩だけですると重さ等の負荷がかかった時や普段殆ど動かしていなくて動きが悪くなっている場合に痛めてしまうことがあります。

でも肩甲骨の下と脇と腹筋もしっかり使って、腕と肩と胴をつなげて動くと安定して強さと持久力も増し、少ない出力で楽にできます。しかしながらその動作を行うのに必要な筋力は十分持っていたとしても、技能が求められるスポーツのように複雑で複合的な動作になるほど高度な動きになるので、目線が動きの方向を先行し、動きと呼吸のタイミングが連動して合っていないとコントロールが難しくなります。

それをふまえて上半身のシークエンスを実践してもらったところ、その実感のこもったコメントがありました。「呼吸と動きがはまるとすごくやりやすくなることが良く分かりました。だからそれがずれていると動きがばらけたり違う所で頑張って変に力が入ったりしてやりづらくなるんですね。」

目線と呼吸のタイミングも動作改善の大きなポイントになることを体験して知ると運動効率が上がってフォームも整ってくるのでぜひ他の動きでも実践してみて下さい。